子供がいる家族の生活費
計算シミュレーション

子供のいる家族の生活費ってどのくらいかかるの?足りる?足りない?

「子供は欲しいけど、今の収入で大丈夫なのかな?」と不安は尽きないものです。
しかしながら、生活の仕方、住んでいる環境などでそれぞれの家庭で生活費は大きく異なるものです。
平均値だけみていてもあまりあてにならないかもしれません。

そこで、平均的な生活費をみながら、分かる範囲で実際のご家庭の生活費を入力して、生活費をシミュレーションしてみましょう。

必須の生活費

場所、広さでかなり値段が異なってきますが、都心であれば3LDKの賃貸で150,000円くらいは見ておいた方が良いでしょう。

また、購入した場合もローンの他に管理費などもかかってくるので注意が必要です。

水道光熱費はクーラーや暖房が活躍する季節、お湯が必要な季節は高くなってきます。

そのため、月ごとで大きく金額が異なってくるのですが、3人家族だと平均で23,000円程度となっています。

×

30日

「ひと月の食費は4万円程度。」などの話も聞いたことがあるかもしれませんが、その金額はかなりの節約が必要です。

実際に3人家族の食費は、月63,000円くらいが平均となっています。

食費は節約しがいのある項目ですが、育ちざかりの子がいたりで結構家庭によって大きくずれてきますので家庭ごとに適切な金額を見極めることが大切です。

※参考:月統計局ホームページ/家計調査報告(家計収支編)

×

たまには家族そろって外食もいいですよね。

3人家庭の外食使う金額は平均12,000円程度になっています。これは大体、2週間に1回くらい回転ずしで食事程度の想定になります。

※参考:月統計局ホームページ/家計調査報告(家計収支編)

×

携帯代はsoftbank、au、docomoなどの大手だと6,500円程度からとなっているのですが、機種の分割払いとかあって、なんやかんやで8,000円くらいはかかってしまいます。

子供が小学生以上だと携帯を持たせることも多いようです。家族全員が持つとなると、なかなかあなどれない金額になります。

MVNOによる格安スマホも増えてきているので、厳しい場合は変更の検討もありです。

最近は固定電話がない家も増えてきています。とはいえ、光回線で固定電話を入れたりすると、月1,000円を切る基本料となるようなので、ついでに引いているお宅も多いようです。

また、ネット料金は光回線+プロバイダなど5,000円程度で見ておきましょう。

携帯、ネット、固定電話は出来るだけ、家族でまとめたり、ネットとまとめたりして安くなるプランを選びたいところです。

学校と習い事などを含めた月々かかる教育費は、公立に通った場合で下記となっているようです。

公立 幼稚園:約19,000円
私立 幼稚園:約45,000円

公立 小学校:約 26,000円
私立 小学校:約116,000円

公立 中学校:約 40,000円
私立 中学校:約103,000円

公立 高校:約43,000円
私立 高校:約82,000円

国立 大学:約 60,000円
私立 大学:約120,000円

※参考:月額で見る<教育にかかるお金> [学費・教育費] All About

子供はすぐに大きくなってどんどんサイズが変わるため、大人よりも子供服は消耗品ですよね。

一人の子供服にかけるお金は平均で月3,500円となっています。また、おむつ代は月3,000円程度は見ておく必要があります。

※参考:子供服の月次予算は平均3500円、選択基準は安さとデザイン - ガベージニュース

洗剤、シャンプー、ごみ袋、トイレットペーパーなど毎月は買わないけれども定期的に必要となるものです。

毎月変わってきますが、人数が多ければ、消費も早くなります。平均して10,000円くらいは見積もっておきましょう。
その他の生活費

最近ではTVがない家も多いですが、お金と時間に余裕が出てくるとWOWOWでスポーツも観たくなったり、スカパー!で海外ドラマを観たくなったりするものです。

最近ではHuluやNetflixなどの配信サービスだったら、1,000円程度なので、今までより価格を抑えていろんな番組が楽しめますね。

例えば
NHK地上&BS 3,590円 + スカパー!4,093円 = 7,683円

最近はネットで情報収集が出来てしますので、新聞を取っていないお宅も多くなっていますが、紙の方が読みやすいということもあり、購読している方もまだまだいますよね。

ちなみに、日本経済新聞だと朝+夕で4,500円くらいとなります。

独身のときは入っていなくても、結婚して子供が生まれると保険に入る方も多いようです。 保険料の平均はおよそ男性19,000円、女性14,500円くらいとなっているようです。

プラスで子供の学資保険。学資保険は平均すると10,000円くらいの方が多くなっています。

夫:19,000円
妻:14,500円
学資保険:10,000円
=43,500円

もちろん、世帯によって大きく異なる金額ですが、全体で46,000円程度は見ておいた方が良いかもしれませんね。

※参考:価格.com - 生命保険の平均保険料

子供がいる場合、車があると何かと便利ですよね。また、もともと車生活がメインとなるお住まいもあるかと思います。

但し、維持費がかかるのが自動車です。「ローン、駐車場、ガソリン」の他に「自動車税、保険料、車検費用」など別途に年間で100,000円~200,000円程度がかかります。

これから購入を考えている方は、余裕を持っての検討が大切となります。

サラリーマンのお小遣い平均は36,747円。

子供のお小遣いは年齢にもよりますが中学生くらいであれば、お小遣いは2,000円程度となるようです。

夫:38,000円
子:2,000円
=40,000円

旦那さんのお小遣いが38,000円で足りているのかは分かりませんが、全体で40,000円程度は見ておいた方が良いでしょう。

※参考:2019年の男性会社員の毎月のお小遣い額はいくら? - 女性は33,269円 | マイナビニュース

休みの日は子供と一緒にお出かけ。レジャー費は公園だったら移動代だけしかからないですが、テーマパークだったらチケット代含め20,000円近く見なければいけないですよね。

家庭によって大きく違ってくるレジャー費ですが、月々平均して10,000円程度は見ておいた方が良いようです。

その他、個人的に毎月出ていく支出として分かっているものがあれば入れましょう。
子供が増えた場合

子供が2人以上になった場合、1人子供が増えると生活費はだいたい月“3万円”増加すると言われています。「今後、大家族になりたい!」などの希望で計算してもOKです。

既に、お子様が複数いて、上部で現状の生活費で入力いただいている場合は、
追加はないため、「1人」のままで計算に進んでいただいて大丈夫です。

今後増えたらと仮定する場合は人数を入力してみてくださいね。

※参考:子どもが1人増えると、生活費は「月3万円」アップ!|「29歳貯金ゼロ! 収300万!」から考えるお金のこと|ダイヤモンド・オンライン

結果はいかがですか? 意外と大きい金額になっている方もいるのではないでしょうか。

この他に冠婚葬祭やケガや病気など突発的に金額が出ていきます。また、老後なども考えると貯金もしていきたいところです。

できるだけギリギリではなく余裕をもった生活設計をしていきましょう。

「子供が出来たから生活が大変」なんて言わずに、一緒に楽しい家庭を気づいていきたいものですね。